うつ病は薬を飲み続けても治らない
この話を聞いた時、私は自分の耳を疑った。冗談でしょう?うつ病が治ることを信じて長年薬を飲み続けてきたのに・・・。確かに現実だった。このまま一生薬に頼らなければならないのかと思ったら、目の前が真っ暗になった。。。
このようなことが起こらないとは限りません。そうならないために、以下読み進めてください。
うつ病を克服するためにもっとも大切なこと
うつ病を克服するためにもっとも大切なこと。それは、
1、悲観的な感情やストレスを心から吐き出す。
2、悲観的な感情やストレスを心に入れない。
3、なにかにつけて悲観的に考えてしまう思考のクセを変える
この3つです。特に、思考のクセを変えることが、うつ病克服にとって最も必要です。今のままでは悲観的な感情やストレスを心から追い出せないばかりか、自分で悲観的な感情やストレスを作ってしまい更に心を苦しくしていました。このようなうつ病を誘発してしまう思考のクセが変わらない限り、自発的に前向きで意欲的な考えをすることはできません。例え薬で気持ちが楽になっても薬を止めればまた元に戻ってしまいます。このままでは一生うつ病の不安から解放されることなく、薬に依存。薬を飲み続けるしかないのです
薬を飲まなければ気持ちが変わらない、薬を手放せないだけなら良いのですが。
うつ病の薬にはこんな恐ろしい副作用が...
百歩譲って自分だけの事なら薬に依存しても良いでしょう。しかし現実には薬の副作用で深刻な事件が起きています。それが他人事ではなく自分が起こしてしまう、自分が凶悪事件の犯人になってしまうことがあるのです。
- >> ハイジャックは抗うつ剤の副作用と最高裁が認定<<
99年飛行機でベイブリッジの下をくぐりたいと幼稚な動機でジャンボジェット機をハイジャック。機長を刺殺した事件がありました。覚えている方も多いと思います。その犯人が精神鑑定の結果最高裁判決で抗うつ剤SSRIの副作用であると認定されたのです。 - 他にも
・家の包丁を持ち出し強盗に入り逮捕
・ 塾講師女児を殺害
・ 普段おとなしい人が突然奇声を上げ暴れ出したあと気絶
・死にますと屋上から飛び降りようと止められると包丁で腹を刺し自殺
・・・・・等々。あげればきりもありません。 - 最近あった「あの事件」もまた薬の副作用ではないかと疑われています。
- 抗うつ薬の副作用で恐ろしいのは自分の意志で自分の行動がコントロール出来なくなってしまい、衝動だけで行動してしまうことです。うつ病が治ると思っていた薬の副作用で自分の人生が破壊されてしまう。こんな酷いことはありません。
実は、アメリカでは20年も前にSSRIの副作用で攻撃的な行動に出ることが指摘され、現在は処方に際して厳重に管理されています。-
ところが日本では多剤治療の信仰と粗悪な診療所の乱立から安易に多量に処方されてしまう例が後を絶ちません。自分の記憶が無いままに凶悪事件を起こしてしまうこともあるのです。
私は大丈夫と思っているかもしれませんが、まるで他人事のように事件を起こしてしまうことがあるのが薬の副作用の怖いところです。
既にアメリカでは制限されている薬が日本ではうつ病の特効薬とばかり、いまだに何の危機感もなく大量に処方され続けています。そこには知らず知らずに薬を大量に処方されてしまうからくりがあったのです。
知らずに薬づけにされてしまう3っのからくり
私たちには薬の処方や診断が正しいのか悪いのか判断出来ません。また、医師を選ぶ事もできません。質の悪い医師に当たると、知らず知らずに薬依存、薬づけにされてしまうこともあります。その背景にある3つのからくりとは
からくり1:製薬会社の宣伝。
うつ病の薬としてSSRI系が開発されました。それまでの薬に比べ副作用が少なくある種のうつ病に対しては高い効果があることから、うつ病の特効薬で全てのうつ病に効くと大々的に宣伝をしました。その結果うつ病治療は薬万能の風潮ができあがったのです。ところが実際は万能ではなく薬が効かないうつ病があること。さらに深刻な副作用が有る事もわかってきました。しかし、当然ながらマイナスなことは宣伝しません。その因果関係がはっきりしないことを理由に危険性を認めていません。なぜ、アメリカの市場で厳しく制限されている薬が日本では大量に処方されるのでしょう。利益のために多少の犠牲はやむを得ないと言うことでしょうか?これでは、患者はたまったものではありません。
からくり2:薬万能主義と多薬治療
製薬会社の宣伝プロモーションのおかげで、いまだに全てのうつ病は薬で治る。薬万能主義「多薬療法」がはびっこています。ろくな問診もせずに次々に薬を処方する。薬さえ飲んでいれば治る。こんな風潮が薬の副作用に悩む患者を量産しています。薬万能主義の誤った認識は時に患者に不必要な薬を処方してしまう事もあります。余計な薬のおかげで深刻な副作用で悩まされたり。薬のおかげでうつ病が更に酷くなってしまったりと、こんな酷いことも現実に起きています。医師しか頼るすべのない患者にとっては悲惨なことこの上ありません
からくり3:お気軽開業と3分間診療
心療内科や精神科は経験がなくても医師免許を持つものなら誰でも開業出来ます。まして精神科は極端な事を言えば部屋と机があればすぐにでも開業出来ます。その裏にはうつ病診断マニュアル(DCM-IVアメリカ精神医学会編)の存在と薬万能主義があります。
患者の話を聞いてマニュアルにある項目をチェックうつ病かどうかを機械的に判断。後は薬を処方するだけ。例え誤診だとしても訴えられない。また薬の量が増えれば収入が増える。こんな現実は素人毛の生えたような診療所を増やし、薬づけになる患者深刻な副作用で苦しむ患者を増やし続けています。
医師の診断や薬の処方が間違っているのかどうか私たちには分かりません。知らず知らずに薬づけにされてしまったり、副作用で意志とは関係なく凶悪事件の犯人になってしまうこともあるのです。
しかも、どんなに薬を飲み続けても
どんなに良い薬ができたとしても私たちの心を薬で変えることは出来ません。
例え、薬で心が軽くなったとしてもそれは薬の作用です。
薬が切れればまた元のうつ病を誘発した心に戻ってしまいます。
これでは益々薬に依存、薬づけになってしまい再発の不安もつきまといます。
今のあなたの心がうつ病を酷くしている
うつ病はこれまで繰り返しストレスや悲観的なことを考え続けてきた結果、心が耐えられずにうつ病を誘発しました。なにかにつけて悲観的に考えたり、自己嫌悪や後悔を繰り返しては自分の心を責め続ける。そのような心がうつ病を誘発しています。
例えば
● 誰かと比較していつも自分はダメだと自分を責めてしまう。
●こうすれば良いと考えても行動出来ず、やらない自分を責めてしまう。
● なにかあると悪い方にとってしまい、不安な気持ちで一杯になってしまう。
●人に悪く思われているのではと不安になり人付き合いが上手くできない
● 疑心暗鬼になり、周りを信用出来ずいつも不安な気持ちになっている。
● 周りのことが気になり、いつも周りの目を気にしている。
● 何か失敗すると自己嫌悪になり落ち込んでしまう。
● 失敗を忘れられず後悔を繰り返してしまう。
・・・・・・
なにかにつけて悲観的なとらえ方をしてしまう心は、特に悲観的感情を無防備に全て受け入れてしまいます。無防備な心へは嫌な事や辛いことが周りからどんどん入り込んでは心を痛め続けます。またこんな心は、自己嫌悪や後悔を繰り返しては自分で自分の心を痛め続けてしまいます。自分の心を痛めすぎるとやがて心は前向きで意欲的なことを考えることが出来なくなってしまいます。
更に悪いことに、自分の心に悲観的な感情が溜まれば溜まるほど「自信」や「意欲」「生きる力」が抜け出してしまいます。これでは、穴の空いたガソリンタンクの車で走っているのと同じです。どんなに周りからエネルギーを入れてもまたすぐにガス欠を起こしてしまいます。こんな心のままではなかなかうつ病が治らないばかりかうつ病が一旦治ったとしてもまたすぐに再発したり。なかなかうつ病を克服することができません。
そう、頭を抱え込まないでください。
確かに今のままの心では薬で感情を変えるほかありません。このままでは一生薬を止めることは出来ませんが、自発的に意欲的な感情が湧くように心が変わるなら薬も止められます。
もし、心の中から不安な怖れなど悲観的な感情を追い出すことができたら。自分に取って都合の悪い事はサラッと受け流すことができたら。また、自信など意欲的な感情を自分の心の中にとどめ炎と燃やすことできたらどうでしょうか。
こんな心に変わったら、うつ病が吹っ飛んでしまうと思いませんか?
心を変えることは方法さえ知っていれば難しくない
心を変えると言うと何か難しいことのように思えますが、心を変えるとは一言で言うと「思考のクセ」を変えることです。これまで、なにかあると悲観的に考えてしまっていたと思います。悲観的に考えてしまうクセが心を暗くしていたのです。それは生まれつきそうなのではなく無意識に悲観的なことと関連づけてしまう思考のクセがついてしまっているだけです。ですから変えることが出来るのです.。
思考を変えると言うとまっ先に思い浮かぶのは
・ポジティブに考えよう
・何事も前向きに考えよう
・自分のことを肯定的に捉えようと
・・・
こんなことだと思います。しかし、そのように考えることはこれまでやってきたがどれも思うような結果にならなかったのではありませんか?
それでは出来なくて当然です。
と、言うのもうつ病を誘発する思考は単純に前向きに考えようとしても無条件に考えられない様になってしまっているのです。
水で満杯のコップにジュースを入れようとしても水を空けない限り入りません。心もこれと同じで悲観的な感情で満杯な心に前向きな感情を入れようとしても入るはずありません。まず、はじめに悲観的な感情を心の中から追い出すことから始めます。
つまり、思考のクセを変えるには順番があり。
人の心理に背かない 【心の変革法】が必要なのです。
"心の変革法"とは、思考のクセを変えるための体系的な方法です 。この順番に沿った実践手引きにしたがって取り組めば、あなたの心(思考のクセ)は目に見えて変わるでしょう。
心を変えるには単純にポジティブに考えることとだけ考えている人には目から鱗の内容でしょう。多少の面倒臭さを感じさせるかもしれませんが、順番通りに読むことをおススメします。
なにかにつけて自分を責めてしまう。
他人の目や周りからどう見られているのか気になってしかたない。
疑心暗鬼なってしまい周りの人が信じられない。人付き合いも苦手だ。
布団に入ってもあれこれ考えて眠れない
うつ病でこのまま将来どうなってしまうのか不安だ
長年薬を飲んでいるが良くならない。このまま続くのかと思うと不安で
と感じている方は今すぐ読んでください。
うつ病を克服する【心の変革法】とは
心の変革法とは、うつ病を誘発する心(以下「思考のクセ」と表記)を変える方法です。しかし、ほとんどの方がその方法を知りません。単純にポジティブ思考になろうと、間違ったことをいくら繰り返してやってもその努力が実ることはありません。そして、知らないことは出来ませんから遠回りすることになります。まず人の心理のを理解。心が変える方法を知ることで、心の変革が加速されます!
2,自分を知る
自分を知っているようで一番知らないのが自分です。
それを認めてしまうと自分の自信の全てが崩れてしまいそうで不安。あえて普段考えないようにしている弱い自分。ありのままの自分を知る事は見たくない自分を見ることで辛いことです。 しかし、本当の自分を知らずして何をやっても自分が変わることはありません。変わらない自分に自信を失うだけです。
ありのままの自分を知る。客観的に自分を眺めることが出来るとそれだけでポジティブな思考に変わることもあります。
3,心の中から悲観的な感情を吐き出す方法を覚える。
心の中が悲観的な感情で充満しているとどんなに前向きな感情になろうとしてもなれません。今、心の中に充満している悲観的な感情を自分の中から吐き出します。とは言っても今のままでは簡単には出来ません。そこで、その方法を覚えます。悲観的な感情を吐き出す方法を覚えるとすぐに心が軽くなることが実感できるでしょう。
4,悲観的な感情を心に入れない受け流す方法を覚える
心の中から悲観的な感情を吐き出す方法を覚えても、ほっておくと心の中へはすぐに悲観的な情は入り込みます。これでまたすぐに元の思考に戻ってしまいます。ですから自分に取って良い感情か悪い感情かを判断して悪い感情は心に入れず受け流します。また逆に自分の心を軽くするような感情は積極的に受け入れる。自分の心の中に入れる感情を選ぶ方法を覚えます。
5,ポジティブ感情を継続する方法を覚える
これまで、本を読んだりセミナー等を聞いた後は、一時的に気持ちが高揚したことがあったのではないでしょうか。しかし、時間の経過と共に次第に気持ちが薄れ気付くと今までの自分に戻ってしまった。と思います。
どんな良い方法を知ってもそれが継続できなければ変われません。
では、どうすれば良いのか?モチベーションを落とさない思考を続ける方法を覚えて続けるだけでの良いのです。
6,反応をみて改善する
うつ病を誘発する思考のクセはさまざまです。その原因がトラウマだったり何か別な要因があるかもしれません。それらは一概にこれだと一括りには言えません。
そこで実践して自分が抑圧するのではなくスムーズにできるように改善をします。
できないことを自分に押しつけるのではなく、できることから少しづつ変えて行く何よりも心の変革で大切な事です。
以上が、うつ病を誘発する心を変える心の変革法です。